ブログランキング・にほんブログ村へ

にゃまんだぶは宇宙を救う!

にゃまんだぶが如何に宇宙を救うのかの漫画

阿修羅道と人間道って、どんなところ?

f:id:nyamandab:20180612201200j:plain

f:id:nyamandab:20180612201223j:plain

f:id:nyamandab:20180612201244j:plain

f:id:nyamandab:20180612201303j:plain

阿修羅道は、三悪道に比べると、往生要集には、さらっと書いてあるのですが、戦いに怯えて、攻め道具から日に三度攻撃を受け、その様々な憂いや苦しみは説きつくす事が出来ないと書かれています。たった一日の喧嘩でも憂鬱だというのに、一日中の憂鬱とは。元々天界での喧嘩が元で、憎しみから自分の正義をかざして、許す心が無くなったので、争いをやめる事が出来なくなった事が原因で、阿修羅に関しては、お経によって扱いも違うようですが、どんな美味しいものを食べても最後に砂の味がするというのは、砂を噛むような思いといいますが、これも苦しい世界ですね。元々、天界の別れなので、寿命も同じくらいながいです。その長い一生を争いに明け暮れ、怯え続けるとは、苦しくて悲しい世界ですね。

次に、いよいよ人間界です。往生要集では、人間の肉体の醜さをしつこいほどに書かれてうんざりするのですが、厭離穢土(オンリエド欣求浄土(ゴングジョウド)が、往生要集の重要ポイントなので、この世の穢(けが)れを嫌って、浄土を求めよというところなので、人間の穢れを詳しく書かれているのですが、どんな美人でも○そ袋に目鼻を書いたようなものだという、表現は激しすぎて驚きますが、人間の肉体の内部にも詳しく書かれていて、医学の知識がなければ、書けないような詳しさです。

 人間の苦しみといえば、四苦八苦が有名なので、人間道がなぜ苦しいかという事を説明しましょう。

  四苦とは、生老病死(ショウロウビョウシ)①生きる苦しみ。②老いていく苦しみ③病気になる苦しみ④必ず死ぬという苦しみ。が、あります。八苦なので、あと、四つは、⑤愛別離苦(アイベツリク)愛する人との別れる苦しみ⑥怨憎会苦(オンゾウエク)怨み憎んでいるものに会うこと⑦求不得苦(グフトクク)求めるものが得られない事⑧五蘊盛苦(ゴウンジョウク)人間の肉体と精神が思うままにならない苦しみ。この八つを四苦八苦といいます。 

この、人生は四苦八苦と言われるのは、るんるん、キャピキャピ、と、生きて行きたい人にとっては、辛いといいますか、楽しく明るくポジティブに行きたい人には、仏教って、暗いなあと、思われるかもしれませんが、楽しい事だけを求め続けると、天界の二の舞となるかもしれません。 若くて可愛くて健康である時には、ぴんと来ないのかも、しれませんが、若い時にも、別れの苦しみ、欲しいものが手に入らない苦しみなど、様々な苦しみに出会います。そんな時に是非、阿弥陀様の優しい心に出会って安心して人生を生き抜いて欲しいと思います。

これらの、六道の世界を迷いの世界であり、この世界を超えた所に、仏様の世界があります。阿弥陀様は、六道に迷い続ける私達を憐れんで、我が名を呼べば必ず救う。私の作ったお浄土に必ず生まれさせて、悟りを開かせると誓われ、その力を持たれたのです。安心して、おまかせして生きましょう。

 ではまた。

 にゃまんだぶ(南無阿弥陀仏

 

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 浄土真宗へ
にほんブログ村

 

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 浄土真宗へ
人気ブログランキングへ