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にゃまんだぶは宇宙を救う!

にゃまんだぶが如何に宇宙を救うのかの漫画

天上界ってどんなところ?

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六道の中で一番上の、苦しみの少ないと言われている、天上界がどんなところか、まずは、みてみましょう。地獄から描くかどうかを悩んだところなのですが、地獄の絵って見るのもまあまあ、嫌なのに、どうやって描けばいいのだろう。と、思って天上界からとなりましたが、天上界も結構ややこしくて、天国が一つポンとあるわけでなく、ここも生前のいい事や、修行の結果として行く世界なので、様々なランク分けがされているのです。

 

 大学に行くのでも、東大に行くのかハーバード大学にいくのか、努力と実力によって行く世界が分かれるのは、何処の世界も一緒という事ですね。天上界のことも往生要集に書かれているのですが、広い世界なのでと忉利天を代表して説明しています。

  帝釈天とか、聞いた事がありますよね。この天と、いうのは、インドでの神様にあたります。その他にも、様々な天上界の世界を調べていくと、様々な宗派の神様も、この天上界にいらっしゃる気もしますが、断定するのは、他の宗派の方には面白くない話のようですので、詳しくはやめておきましょう。ただ、天上界には、欲界と、色界と、無色界の、三つの世界に大きく分けると分かれており、無色界の天上界は、精神だけの世界になるので、色も形もありません。この無色界の一番上の世界を有頂天といいますが、ここにいても地獄に落ちる事があります。欲界にも六つの世界があり、下から二番目の天上界を忉利天といいます。また、忉利天に帝釈天は住んでいます。寿命は、1000歳で一昼夜は人間界の100年に相当します。これも、天界によって寿命が違います。上に行くほど伸びていきます。人間に比べたら、神様のように崇めるのもわからないでも無いですね。

 

  天人は長寿で、空をとぶなどの神通力が使え、快楽に満ち、苦しみがないと聞けば、ここにラブたんでなくても行きたくなりますね。でも、天道も六道のうちの一つで、天人は不死ではなく、天人が死ぬ前に天人五衰(てんにんごすい)という兆しが現れ、死ねば他の衆生と同じように六道の何れかに転生します。

 

 天人五衰①衣服が垢で油染みる②頭の上の花飾りが枯れる③身体が汚れて臭い出す④腋の下から汗が流れ出る⑤自分の席がなくなる。ここだけ、みると、そんな事って、日常的に私達はあるのですが、何しろ今までが、快楽だけの世界で苦しみに対しての免疫が一切ない天人にとっては、地獄の16倍の苦しみとなるのです。地獄の16倍の苦しみならば、天上界がどんなに長い間苦しみがないといっても、地獄より苦しい世界となりますね。

いよいよ、次は地獄ですかね…。

 ではまた。

 にゃまんだぶ(南無阿弥陀仏

 

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