そのままでいいよ
お母さん、お父さんは優しいですか?でも、悪い事をすると、とっても怒りますよね。ピーマン食べなさい。うそついちゃだめでしょ。妹をいじめないで。もっと、頑張りなさい。
あれしなさい。これしなさい。あれはダメ。これしちゃダメと、だんだんとうるさく感じませんか?お母さんは大好きだけど、何でも許してはくれないですよね。叱られた事が、もしないのなら、うーん。それはそれで心配です。
お母さん、お父さんは、あなたがいい子で、生きていく上で、知っていなければならない事を、優しく、時には厳しく教えてくれるのです。
でも、阿弥陀様はどうでしょうか?阿弥陀様は、私達に、何も条件をつけません。勉強ができなくても、足が遅くても、お金があっても無くても、太っていても痩せていても、病気でも元気でも、どんな私も、泣き虫でも、意地悪でも、そのままでいいよと、救ってくださるのです。
ラブたんが、嬉しくなって、このままでいいの?と、聞いたら、いいえ。そのままでいいのよと、阿弥陀様が言われています。これは、どういうことでしょうか?ちょっと難しいのですが、私達が、そうか、このままでいいのか、と、阿弥陀様に甘えてふんぞりかえるのは、ちょっと違うのです。阿弥陀様は、私達がどんなことをしても、そのままでいいのよと、言われるのなら、親様である、阿弥陀様が、私がどう生きたら喜ばれるかなと、思いながら、力一杯生きていけるのではないでしょうか。誰も味方がいない時も阿弥陀様は、側でそのままでいいよと見守って下さっているのです。心強いですね。このままでいいでは、逆に現状維持を強いられるようですが、いつでも、阿弥陀様がそのままでいいとおっしゃって下さっているのは、成長しても、病気になって何も出来なくなっても、私があなたを救うから、あなたは「そのままでいいのよ」と、言われ続けて下さっているとは、心強いですよね。
ありがたいことです。
ではまた。
にゃまんだぶ(南無阿弥陀仏)