本願力
って、思いますよね。
仏様になる事が決まった方を菩薩と呼びます。
ある国の王様だった方が、世自在王仏(せじざいおうぶつ)という、仏様に出会って、衝撃をうけます。こんな素敵な仏様に、私もなりたい!
国王という位を捨てて、法蔵菩薩となります。
世自在王仏は、法蔵菩薩に、ありとあらゆる仏国土と、その国に住む人々の姿を見せます。※仏様もお浄土も星の数ほどあるのです。
法蔵菩薩は、五劫(ごこう)とう、想像できない程長い時間をかけて、どんな人でも救われるには、どんな仏国土(ぶっこくど)を作り、自分がどんな仏様になればいいのかを考え抜かれ、厳しい修行をされます。
なぜ、そんなに考え抜かれたかといえば、何しろ煩悩にまみれて、悪い事はいくらでもできるけれど、仏になれるような良い事など、何一つ出来ない人間を知り抜かれていたからです。
そして、48個の願いをたて、四十八願(シジュウハチガン)その中でも特に大切な十八願(ジュウハチガン)=本願(ほんがん)
その本願は、長い長い厳しい修行と功徳を積み上げて、きちんと成就されたので、法蔵菩薩様は阿弥陀如来(仏)となられたのです。
願いは願いのままでなく、本願力(ほんがんりき)と、なったのです。
次は、どうやって私達を救ってくださるのか見ていきましょう。
ではまた
にゃまんだぶ(南無阿弥陀仏)